2014年10月04日

最近の結核事情(久留米保健所発) 

 我が国における結核息者数は、緩やかに減少傾向にはありますが、
平成24 年には年間約2 1. 000 人の新規患者が発生しており、
主要な感染症のひとつとして、引き続き十分な対策が必要です。
 残念ながら、本市における結核罹患率は国・県を上回っており、
患者の半数以上が高齢者である一方、働き盛り世代の患者も少なくない状況です。
 また、結核対策が十分に行われていない開発途上国から入国する外国人の
結核患者が 増加している現状もあります。
 さらに、結核の診断時には患者の約40% の方が排菌し、
他者へ感染させる状態で発見されていることから、
まん延防止のためには、排菌前の早期発見が重要な課題です。
 久留米市では、平成24 年度から医師を対象とした研修会を開催し、
早期発見に取組んでいるところであるが、
診断の付いてない長期の咳や喀痰排泄、微熱などのみられる方
受診をする等の注意が必要です。

posted by くまさん at 12:38| 福岡 ☀| 連絡事項 | 更新情報をチェックする